トルマリンを身に付けると体に良いと聞きましたが…
多彩な色合いを持つトルマリンは宝石としても人気者です。
また、昔から電気石としても良く知られています。
以前(「トルマリンについて」)でも取り上げましたが、
筆者の領域を超えた話題として触れません。
最近は鉱物の中でも、異質な性質をもつトルマリンは注目されています。
ご存知のウラン鉱など放射線を放つ鉱石類は、
肉体を形成する分子・原子レベルに連鎖的に影響を及ぼし続け、
死に至らしめる恐ろしい鉱物に対して、トルマリンの鉱石は絶えず
微量の電子などを放ち続けていることが解明されています。
この電子が生体環境に良い影響をもたらすと多くの文献にも述べられ注目されています。
今回は各分野の資料をもとに納得いく範囲で触れてみましょう。
★トルマリンとは
トルマリンの化学成分は、
Na□3Al6(BO3)3Si6O18(OH);比重3.3;硬度7〜7.5六方晶系の鉱物で、
□の中が鉄(Fe)のものが鉄電気石(ショール)、リチューム(Li)のものがリチア電気石、
マグネシウム(Mg)のものが苦土電気石などがあります。
ルベライト・インディゴライト・ウォーターメロン・パライバなどはリチア電気石に属します。
★なぜ電気石と呼ばれるのか
トルマリンは専門的には『極性結晶体』です。
極性結晶体とは、片方にプラス電極(+)、
対する側にマイナス電極(−)を有する結晶体で、
常に不安定な状態(電位差)を生じています。
この電位差があるためにマイナス電極から
絶えずプラス電極に向けて電子が放たれ流れています。
この減少によって、電気石と呼ばれているのです。
★水分をアルカリイオン水に変える
前項で述べた電気石は、水を電気分解するはず、
その発想から生まれたのが電気石健康法です。
実際にトルマリンを水につけると瞬間的に放電が行われ、
これにより周りの水が電気分解を起こし、
水の分子は水素イオンと水酸イオンに分離しています。
水素イオン(+)は、マイナス電極に引きつられ、
そこから放出される電子と結合し、水素ガス(泡)として空気中に放出され、
水中には水酸イオン(−)が溶け込み、弱アルカリ化し、限りなくPH7.5に近づくのです。
★なぜアルカリイオン水は体に良いか
人間の皮膚は電気抵抗の高いところと低いところがあり、電気抵抗の低いところがツボとのこと、
水酸イオンは周囲の水と結合してヒドロキシルイオンという界面活性物質に変わり、
これが人間のツボから体内に入り、体液を弱アルカリに調整し、
また、新陳代謝を活発にする効果や
細胞活性・抗菌作用・殺菌作用なども認められていると記されています。
(各専門書より)
※筆者としては以上の範囲、医療の領域は触れることが出来ません。ご了承ください。
書店には様々な専門書が出ているようです。
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