質問 誕生石は国によって異なるそうですが・・・

  誕生石の起源は古く、聖書の時代までさかのぼると言われています。
 初期には魔よけなど、主に護符として携帯する事の多かった宝石を1年12ヶ月に割り当て
 月別に宝石を身に付けることにより、幸運が訪れる・・・と信じられ、
 その風習が根源のようです。
 ご存知の通り、誕生石は国によって異なりますが、一例として下の通りです。

 ●日本では、昭和33年に発表された誕生石が基準です。

 1月・・・ガーネット (忠実・友愛・貞操・勝利へと導く)
 2月・・・アメシスト (理想・愛情・誠実・心の平和)
 3月・・・珊瑚 (魔除招福・長寿) アクアマリン (沈着・勇敢・不老)
 4月・・・ダイヤモンド (高貴・純潔・不滅・希望と勇気そして勝利)
 5月・・・エメラルド (夫婦愛・幸福) ヒスイ (福徳・福財・繁栄)
 6月・・・真珠(パール) (健康・長寿・富と幸福) アレキサンドライト (光栄)
                ムーンストーン (幸運・恋の予感)
 7月・・・ルビー (自由・情熱と勇気・深い愛情・悪魔払い)
 8月・・・メノー (幸福運) ペリドット (友愛・夫婦の和合・幸福)
 9月・・・サファイア (徳望・誠実・貞操・不運から身を守る)
10月・・・オパール (希望) トルマリン (ひらめき・愛のキューピッド)
11月・・・トパーズ (友愛・希望・幸福) キャッツアイ (秘めたる炎)
12月・・・トルコ石 (危険回避・幸運を呼ぶ) ラピスラズリ (知力・洞察力)

 ●アメリカでは、1912年に発表された誕生石が基準になっています。

  1月・・・ガーネット
  2月・・・アメシスト
  3月・・・ブラッドストーン
  4月・・・ダイヤモンド
  5月・・・エメラルド
  6月・・・パール、ムーンストーン
  7月・・・ルビー、アレキサンドライト
  8月・・・赤縞めのう・ペリドット
  9月・・・サファイア・ラピスラズリ
 10月・・・オパール・トルマリン
 11月・・・トパーズ
 12月・・・トルコ石・ジルコン

 ●イギリスでは、1937年に発表された誕生石が基準ですが、
  アメリカと異なる部分は、4月・・・水晶を加えることです。
  月によっては色を限定しているものもありますが、
  ここでは省略いたします。

 ●フランスの誕生石は、ルイス・タルク女史が制定したものが
  基準になってもおり、それぞれの誕生石に、”石言葉”が添えられいます。


  1月・・・ガーネット(忍耐)
  2月・・・アメシスト(真実)
  3月・・・ルビー(勇気・正義)
  4月・・・<上半期>サファイア(後悔)
       <下半期>ダイヤモンド(純真)
  5月・・・エメラルド(幸福)
  6月・・・白めのう(長寿・健康)
  7月・・・紅めのう(心の満足)
  8月・・・赤縞めのう(夫婦和合)
  9月・・・貴オリピン(転換)
 10月・・・アクアマリン(不幸)
       真珠(希望)
  (この月の誕生石は、吉凶が相殺されている。)
 11月・・・トパーズ(繁栄)
 12月・・・トルコ石(親愛の兆し)
       孔雀石(計画の実現) 


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