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☆「ハニー・カラー」が最高品 キャッツアイは、猫の目のようにクルクルと変彩するところから名づけられたもので、 そのまま訳した「猫目石」が和名になっています。 キャッツアイは、峰蜜の色をした「ハニー・カラー」のものが最高品です。 とりわけ、一条の筋の両側に写りが現れる「三本筋」といわれるものは、 いっそう価値の高いものとして評価されています。 色としては、クリーム、カラー、レモン・カラーがハニー・カラーに次ぎ、 褐色やグレーがかったものは評価が低くなります。
☆希少価値の高い「アレキ・キャッツアイ」 キャッツアイの変彩効果は、専門的には「シャトヤンシー」と呼ばれています。 これは、キャッツアイを光に当てると、一条のはっきりした光が現れ、 石を動かしてみると光条が左右に揺れ動く、という現象のことです。 同じクリソベリルの変種の一つにアレキサンドライトと キャッツアイの両方の特徴を備えた宝石もあります。 これを「アレキ・キャッツアイ」と呼んでいますが、 希少性が高いために非常に高価です。 キャッツアイのような変彩効果を示す石は、クリソベリル以外にもあります。 トルマリン、アパタイト、アクアマリンなどですが、 石綿の繊維状の組織によって効果を示す石(タイガーアイ)もあります。 タイガーアイを脱色したものの中には、キャッツアイによく似た石があります。 これは産出量も多く、安い値段で売られています。 間違わないように気をつけたいものです。 ★宝石の光による効果★ キャッツアイは、最近とくに人気が出てきてます。 産地(クリソベリルの産地)は、スリランカが有名ですが、 ほかにインド、タイ、ビルマ、ブラジルからも産出されます。 ブラジルでは、ミナス州のミナスノバスという砂漠状態に近いところで、 川底から産出されています。 |